宇宙学のサンプル問題
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問題 1
見かけの等級が+6等、絶対等級が+1等の恒星の距離を距離指数の式から求めると、およそいくらでしょう?
- 約100パーセク
- 約10パーセク
- 約316パーセク
- 約1000パーセク
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正解: 約100パーセク
距離指数の式 m - M = 5 log10(d/10) を使う。m=+6、M=+1 なので m-M = 5。5 = 5 log10(d/10) → log10(d/10) = 1 → d/10 = 10 → d = 100 pc。絶対等級は10 pcの距離に置いたときの見かけの等級として定義されるため、d=10 pc なら m=M(距離指数=0)となる。「10 pc」は m-M=0 の場合(m=M=1)。「1000 pc」は m-M=10 の場合(距離指数5式で d=10^(10/5+1)=1000)。「316 pc」は m-M=5 ではなく m-M=7.5 のときに相当し、計算過程で対数の扱いを誤った場合に生じる誤答。
TIPS
距離指数 m-M=5 → d=100 pc。m-M=0 → 10 pc、m-M=5 → 100 pc、m-M=10 → 1000 pc の3点を覚える。
問題 2
低質量X線連星での伴星からの降着によって角運動量が供給され自転速度が高まった、周期1〜30msの極めて速く回転する中性子星を何というでしょう?
- 誕生時から高速回転していた中性子星が磁気双極子放射をほとんど失わずに数十億年維持したもの
- パルサー風星雲内の反応性プラズマが中性子星表面を加速するロケット効果によるもの
- パルサー同士の合体で角運動量が合算されて高速回転状態になったもの
- 低質量X線連星(LMXB)での伴星からの降着によって角運動量が供給され中性子星がスピンアップした「リサイクルパルサー」機構
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