医学・人体のサンプル問題
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問題 1
B型肝炎ウイルス(HBV)の検査で、血液中に検出されるとウイルスの増殖が活発で感染力が強い状態を示す抗原はどれでしょう?
- HBe抗原(HBeAg)
- HBs抗体(HBsAb)
- HBs抗原(HBsAg)
- HBc抗体(HBcAb)
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正解: HBe抗原(HBeAg)
HBe抗原はウイルスの増殖が盛んなときに血中に現れ、感染力が強い状態の指標になります。通常はやがてHBe抗体へと転換(セロコンバージョン)し増殖が落ち着きますが、変異ウイルスでは抗体陽性でも増殖が続くことがあります。HBs抗原はウイルスの外殻タンパクで、陽性なら現在HBVに感染していることを示しますが、増殖の活発さそのものを表す指標としてはHBe抗原ほど直接的ではありません。HBs抗体は感染の防御・治癒やワクチン接種後にできる抗体で、むしろ感染力がない状態を示します。HBc抗体はコア抗原に対する抗体で感染の既往を示しますが、増殖の活発さを示すものではありません。
TIPS
「eは増殖・感染力の指標」。HBs抗原は感染の有無、HBe抗原は増殖の勢い、と役割を分けて覚えましょう。
問題 2
神経筋接合部でアセチルコリン(ACh)がニコチン性受容体(nAChR)に持続的に結合し続けた場合、チャネルは「脱感作(desensitization)」という状態に移行します。このとき、チャネルの状態として正しいものはどれでしょう?
- チャネルがAChを分解してコリンとなり、閉鎖する(自己分解型)
- AChが結合し、チャネルは開口したままイオンを通す(持続開口状態)
- AChが解離し、チャネルは閉じている(静止閉鎖状態に復帰)
- ACh結合状態のまま、チャネルは閉じている(高親和性不活性状態)
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