数学のサンプル問題
6問を無料公開中。タップして解答・解説を確認できます。
問題 1
線形写像 T の「核(kernel)」について、次のうち正しい説明はどれでしょう?
- T(v) = 0 となるベクトル v の集合
- T が単射かどうかを表すスカラー値
- T によって写されるすべてのベクトルの集合
- T の定義域 R^n そのもの
解答を見る
正解: T(v) = 0 となるベクトル v の集合
ker(T) = {v ∈ R^n | T(v) = 0} で、ゼロベクトルに写されるすべてのベクトルの集合。「T によって写されるすべてのベクトル」は「像(image/range) Im(T)」の定義で、ker と im は双対的な概念。「R^n そのもの」は定義域であり核の定義ではない。「スカラー値」は行列式など別の概念で、核はあくまでベクトルの集合(部分空間)。次元定理(rank-nullity theorem): dim(ker T) + dim(Im T) = n という美しい関係が成り立つ。
TIPS
ker=ゼロに落ちる入力の集合、Im=出力の集合、と対比して覚える。ker の次元を「退化次数(nullity)」と呼ぶ。
問題 2
月曜日から金曜日までの5日間で合計350冊が貸し出されました。1日あたり平均何冊が貸し出されたことになりますか?
- 65冊
- 70冊
- 75冊
- 80冊
解答を見る
正解: 70冊
正解は350÷5=70冊です。これは「合計を日数で割る」という平均値の定義そのもの—データ全体を等分した時の1単位あたりの量を求める問題です。平均は実生活で「1日あたりの売上」「学年の平均点」など、ばらつきのあるデータを統一的に比較するために使われます。単位量の考え方は比例関係を理解する基礎になります。「75冊」は5日間を4日で割った誤り、「80冊」は小さい桁の読み間違い、「65冊」は計算過程での足し忘れの誤りで、いずれも計算段階で躓きやすいポイントです。
関連する分野
数学をもっと解いてみよう
登録は無料。難易度を選んで無限に出題されます。
無料ではじめる