物理学のサンプル問題
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問題 1
難易度: 上級(大学生レベル)
特殊相対性理論で、質量をもつ粒子の速さvが光速cに近づくと、ローレンツ因子γ=1/√(1−v²/c²)は無限大に向かう。ここから導かれる帰結はどれか。
- 粒子の静止エネルギーが無限大に向かう
- 粒子の時間の進みが速くなる
- 進行方向の長さが伸びる
- 光速まで加速するには無限のエネルギーが要る
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正解: 光速まで加速するには無限のエネルギーが要る
欧州の加速器LHCで加速される陽子は光速の99.9999%を超える速さに達するが、それでも光速には届きません。粒子の全エネルギーはE=γmc²で、γが無限大に向かうとエネルギーも限りなく大きくなるため、質量をもつ粒子を光速まで加速するには無限のエネルギーが必要になります。これが、光速が有質量粒子にとって越えられない上限である理由です。静止エネルギーmc²は速さによらず一定なので、静止エネルギーが無限大に向かうという選択肢は誤りです。運動する粒子の時間はγ倍に遅れて進む(時間の遅れ)ので、時間の進みが速くなるも誤りです。長さは進行方向に1/γ倍に縮む(ローレンツ収縮)ので、伸びるも誤りです。
TIPS
γは全エネルギー(γmc²)・時間の遅れ(γ倍)・長さの縮み(1/γ倍)の係数として現れます。
問題 2
難易度: 中級(高校生レベル)
レコード盤のように回転する円盤の上で、回転軸からの距離が2倍の点について正しいものはどれか。
- 角速度は半分で、速さは同じになる
- 角速度は同じで、速さは2倍になる
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