音楽のサンプル問題
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問題 1
難易度: 入門(小学生レベル)
楽譜で、旗も棒もなく白い玉だけの音符は、4分音符の何倍の長さでしょう?
- 16倍
- 8倍
- 2倍
- 4倍
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正解: 4倍
全休符は拍子に関係なく「その小節をまるごと休む」意味でも使われ、4分の3拍子の曲でも1小節の休みを全休符1つで書く。音符のほうの全音符は4分音符の4倍の長さで、4分音符を1拍と数えると2分音符は2拍、全音符は4拍になる。「2倍」は2分音符の長さ。「8倍」は全音符のさらに2倍の倍全音符にあたり、白い玉だけの全音符ではない。「16倍」にあたる音符はふつうの楽譜では使わない。
TIPS
「全音符→4分音符」は4倍。指を4本折りながら「いち・に・さん・し」と数えた分だけ伸ばすイメージです。
問題 2
難易度: 入門(小学生レベル)
ピアノの黒鍵は、いくつかずつのまとまりになって並んでいます。その並び方として正しいものはどれでしょう?
- 3つと4つが交互に繰り返す
- 1つと2つが交互に繰り返す
- 2つと3つが交互に繰り返す
- すべて3つずつ並んでいる
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正解: 2つと3つが交互に繰り返す
黒鍵だけを順に弾くと5つの音が並ぶ5音音階(ペンタトニック)になり、適当に押してもメロディーらしく聞こえる。ピアノの黒鍵は「2つのまとまり」と「3つのまとまり」が交互に並ぶ。ミとファ、シとドの間はもともと半音しか離れていないので黒鍵がなく、そこで途切れるためにこの並びができる。1オクターブの黒鍵は5つなので、「3つと4つ」「1つと2つ」は数が合わない。「すべて3つずつ」も実際の並びとは違う。
TIPS
黒鍵は『2-3-2-3…』のリズムで並ぶ。実物を見ながら『2つ、3つ、2つ、3つ』と指で数えると忘れません。
問題 3
難易度: 入門(小学生レベル)
音楽に合わせて体を揺らしていると、一定の間隔でトン、トンと刻む流れを感じる。この等間隔の基本単位を何というでしょう?
- 拍(はく)
- 音程(おんてい)
- 小節(しょうせつ)
- 音量(おんりょう)
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正解: 拍(はく)
18世紀の音楽家クヴァンツは、健康な人の脈拍(1分間に約80回)を演奏の速さの目安に使うよう教本に書いており、「脈拍」と「拍」は同じ字を使う。音楽の流れを等間隔に刻む基本単位が拍で、足踏みや手拍子で感じ取れる。小節は拍をいくつかまとめた区切り、音程は2つの音の高さの差、音量は音の大きさで、どれも等間隔に刻む基本単位そのものではない。
TIPS
リズムは「時間軸」、音程は「高さ軸」として区別すると覚えやすいです。
問題 4
難易度: 初級(中学生レベル)
ベートーヴェンが完成させた交響曲は全部で何曲でしょう?
- 4曲
- 41曲
- 9曲
- 6曲
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正解: 9曲
「9番目の交響曲を書くと作曲家は死ぬ」という「第九の呪い」の俗説があり、マーラーは9番目の交響曲に番号を付けず「大地の歌」と名付けたと伝えられる。ベートーヴェンが完成させた交響曲は全9曲で、最後が合唱付きの第9番だ。4曲はブラームス、6曲はチャイコフスキー(番号付き)、41曲はモーツァルト(番号上)の交響曲の数にあたる。
TIPS
ベートーヴェンの交響曲は「9」。年末に演奏される「第九」がちょうど最後の1曲です。
問題 5
難易度: 入門(小学生レベル)
オーケストラの弦楽器のうち、最も高い音域を担当する楽器は何でしょう?
- チェロ
- コントラバス
- バイオリン
- ビオラ
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正解: バイオリン
バイオリンの4本の弦(ソ・レ・ラ・ミ)のうち3本は、ひと回り大きいビオラの弦(ド・ソ・レ・ラ)と同じ高さに調弦されている。弦楽器は楽器が小さいほど高い音を受け持ち、いちばん小さいバイオリンが最も高い音域を担当する。ビオラはバイオリンより少し大きく、チェロはさらに大きく、最大のコントラバスが最も低い音を出す。
TIPS
弦楽器の高さ順:バイオリン(高)→ビオラ→チェロ→コントラバス(低)。サイズが大きいほど低い音!
問題 6
難易度: 中級(高校生レベル)
古典派の交響曲の第1楽章で多く用いられた「ソナタ形式」の説明として正しいものはどれでしょう?
- 1つの主題を各声部が次々に模倣し、対位法的に展開する
- 1つの主題を示し、リズムや和声を変えながら何度も変奏する
- 主題とエピソードを交互に置き、主題が何度も回帰する
- 提示部・展開部・再現部から成り、2つの主題を対比させる
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正解: 提示部・展開部・再現部から成り、2つの主題を対比させる
「ソナタ形式」という名前はハイドンやモーツァルトが使ったものではなく、19世紀になってドイツの理論家A.B.マルクスらが作品を分析して後から名付けたものである。ソナタ形式は、2つの対照的な主題を示す提示部、主題を分解・転調して発展させる展開部、主題を主調で再び示す再現部から成り、古典派の交響曲やソナタの第1楽章の中心的な形式になった。主題とエピソードを交互に置いて主題が何度も戻るのはロンド形式、1つの主題を声部が模倣して展開するのはフーガ、1つの主題をリズムや和声を変えて繰り返すのは変奏曲。
TIPS
ソナタ形式の「3部構成+2つの主題の対比」は、18世紀古典派の理性的・劇的な思考を象徴しています。モーツァルト交響曲第40番の第1楽章で実際に聴き比べるとわかりやすい。
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