地理のサンプル問題
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問題 1
日本の首都はどこでしょう?
- 大阪
- 横浜
- 京都
- 東京
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正解: 東京
日本の首都は東京です。国会・内閣・最高裁判所という三権すべてが集まる日本の政治・経済・文化の中心地です。大阪は西日本最大の都市で「天下の台所」と呼ばれる商業都市ですが首都ではありません。京都はかつて794年から明治維新まで約1000年間の都(平安京)だったため「元首都」という誤解が生まれやすいですが、現在の首都は東京です。横浜は東京に隣接する大都市ですが、神奈川県の県庁所在地であり首都ではありません。なお、日本の法律には「東京が首都」と明記した規定はなく、慣習・事実として東京が首都とされています。
TIPS
東京が首都。京都は昔の都であり現在の首都ではない、という点を押さえるのがポイント。
問題 2
太平洋と大西洋を結び、中央アメリカに位置する重要な運河はどれですか?
- ダーダネルス海峡
- スエズ運河
- パナマ運河
- マラッカ海峡
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正解: パナマ運河
パナマ運河は中央アメリカのパナマに位置し、太平洋と大西洋をつなぐことで、南アメリカ大陸南端のマゼラン海峡を回る長い航路を大幅に短縮する役割を果たしています。1914年に開通し、現在も世界の海運にとって重要な航路です。スエズ運河は地中海と紅海を結ぶエジプトの運河で結ぶ海も場所も異なります。ダーダネルス海峡はトルコにあり地中海とマルマラ海・黒海を結ぶ海峡、マラッカ海峡はマレー半島とスマトラ島の間にありインド洋と南シナ海を結ぶ海峡で、いずれも太平洋と大西洋を直接結ぶ運河ではありません。
TIPS
「パナマは太平洋と大西洋」「スエズは地中海と紅海」と、それぞれが結ぶ海の組み合わせをセットで覚えましょう。
問題 3
ケッペンの気候区分で、温暖湿潤気候を表す記号「Cfa」の「f」が示す意味として正しいのはどれでしょう?
- 最暖月の平均気温が22度以上
- 夏に乾燥する
- 年間を通じて降水がある(年中湿潤)
- 冬に乾燥する
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正解: 年間を通じて降水がある(年中湿潤)
ケッペンの気候区分は記号を組み合わせて気候を表す。温帯Cや冷帯Dの2文字目は降水の季節配分を示し、fは年間を通じて降水がある(年中湿潤)ことを表す。sは夏に乾く地中海性、wは冬に乾く(夏に雨)ことを示すので、季節的な乾季を持つ点でfとは異なる。最暖月の平均気温が22度以上を示すのは3文字目のaで、これは降水ではなく気温の記号である。したがってCfaは「温帯・年中湿潤・夏が高温」を意味する。
TIPS
fはドイツ語feucht(湿った)の頭文字。sは夏、wは冬の乾季と対応づけると混同しない。
問題 4
1964年の東京オリンピックに合わせて開業した、日本初の新幹線はどれでしょう?
- 東海道新幹線
- 東北新幹線
- 山陽新幹線
- 上越新幹線
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正解: 東海道新幹線
東海道新幹線は1964年10月1日、東京オリンピック開催に合わせて東京・新大阪間で開業した日本初の新幹線です。東京から大阪を結ぶ日本最重要の交通幹線で、「のぞみ」「ひかり」「こだま」が運行しています。山陽新幹線は1972〜75年に新大阪・博多間で延伸開業した東海道新幹線の延長線です。東北新幹線は1982年に東京・盛岡間で開業、上越新幹線も同1982年に東京・新潟間で開業しました。どちらも東海道に比べて18年後の開業です。
TIPS
「1964年東京五輪=東海道新幹線開業」をセットで覚える。時事と結びつけると年号が頭に残りやすい。
問題 5
ウィリアム・モリス・デイビスの「地形侵食輪廻(地理的輪廻)」に対してヴァルター・ペンクが提起した批判の核心として正しいのはどれでしょう?
- デイビスが地殻運動は急速・一時的で侵食は安定地塊で進むという前提を置いたのに対し、ペンクは地殻変動速度と侵食速度の比(上昇速度と削剥速度の関係)が斜面形態を規定するとし、上昇が加速する段階では凸型斜面、上昇が減速する段階では凹型斜面が卓越するとして「並行後退」を主軸に置く斜面発達論を展開した
- ペンクはデイビスモデルでは河川の侵食基準面変化が無視されているとして、海面変動が生じるたびにナップス(捕捉地形)が形成されることで輪廻が中断されると論じ、新生代海面変動との対応を重視する海面変動輪廻論を提唱した
- ペンクはデイビスの「幼年期・壮年期・老年期」という段階区分そのものは継承しつつ、山地・高原・平地という地形規模の階層ごとに輪廻の速度が異なるという多段階輪廻モデルを提唱して時間スケールの問題を修正した
- ペンクはデイビスが岩石の差別侵食を軽視しているとして、硬岩と軟岩の交互出現が段丘と谷の形成を規定するとし、リソロジー(岩石学的条件)を最優先変数に置く構造地形論の枠組みを提唱した
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正解: デイビスが地殻運動は急速・一時的で侵食は安定地塊で進むという前提を置いたのに対し、ペンクは地殻変動速度と侵食速度の比(上昇速度と削剥速度の関係)が斜面形態を規定するとし、上昇が加速する段階では凸型斜面、上昇が減速する段階では凹型斜面が卓越するとして「並行後退」を主軸に置く斜面発達論を展開した
ペンクの批判の本質は「地殻変動と侵食の同時進行・速度比」。デイビスは変動終了後の侵食を想定したが、ペンクは変動速度の変化が斜面形態を決めると論じた。並行後退(パラレルリトリート)は後にルイスも発展させた。
TIPS
「デイビス=上昇後に侵食、ペンク=上昇しながら侵食」の対比で整理するとわかりやすい
問題 6
河川争奪が起こった後、水を奪われた旧河道に残る、水の流れない乾いた谷を何と呼ぶでしょう?
- 三日月湖
- 風隙(ウィンドギャップ)
- 甌穴(ポットホール)
- 肘折れ(争奪の肘)
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正解: 風隙(ウィンドギャップ)
侵食力の強い川が分水嶺を削って後退させ、隣の流域の川を奪い取ることを河川争奪という。奪われた側では水が流れなくなり、かつての谷が乾いた谷として残る。これを風隙(ウィンドギャップ)と呼ぶ。肘折れは争奪が起きた地点で流路が急に曲がる部分を指し、乾いた谷そのものではない。甌穴は川底の岩が水流と礫で削られてできる丸い穴で、規模も成因も異なる。三日月湖は川の蛇行が切り離されてできる湖で、争奪とは関係がない。
TIPS
川が去って風だけが通る乾いた谷だから風隙。争奪点の急カーブ「肘折れ」とセットで覚える。
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