世界遺産・旅行のサンプル問題
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問題 1
ノルウェーの海岸線に発達するフィヨルドが形成された主な地質学的プロセスはどれでしょう?
- 河川の侵食で生まれたV字谷が地盤沈下によって海面下に水没した地形
- 氷河による侵食で形成されたU字谷が、氷河の後退後に海水に浸入されてできた入江
- 火山活動によるカルデラが陥没した後に海水が流入して形成された入江
- プレートの沈み込みによって海底が陸上に押し上げられた断層地形
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正解: 氷河による侵食で形成されたU字谷が、氷河の後退後に海水に浸入されてできた入江
フィヨルドは氷河期に大陸氷河が山岳地帯を数百万年かけて侵食し、特徴的なU字断面の谷を形成した後、約1万年前の氷河後退に伴って海水が流入して形成された。深さが数百mに達するものも多く、ソグネフィヨルドは最深部約1300mだ。プレート境界の断層地形はノルウェーの地質とは異なる。火山カルデラへの海水流入はカルデラ湖・カルデラ入江の形成プロセス。V字谷は河川侵食だがフィヨルドはU字谷であり、地盤沈下だけでは説明できない。
TIPS
氷河侵食=U字谷・川の侵食=V字谷。フィヨルドはU字谷に海が入ったもの。
問題 2
世界で最も国土面積が広い国はどこか?
- カナダ
- 中国
- ロシア
- アメリカ合衆国
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正解: ロシア
ロシアは国土面積が世界で最も広く、2位のカナダを大きく引き離して1700万平方キロメートルを超える広大な領土を持つ。カナダは世界第2位の国土面積を誇る国だが、ロシアには及ばない。中国とアメリカ合衆国はそれぞれ世界第3位・第4位前後の広さを持つ大国だが、いずれもロシアやカナダより国土は狭い。ロシアはヨーロッパからアジアにまたがる広大な領土を持ち、11もの標準時間帯が存在することでも知られている。
TIPS
ロシアの国土は日本の面積の約45倍にもなる広さである。
問題 3
「エスチュアリー(estuary)」と「デルタ(三角州)」の地理学的違いとして正しい記述はどれでしょう?
- デルタは河口閉塞型と扇状地型の2種類のみに分類され、エスチュアリーの形態変化を経てデルタが形成される際には干潟(タイダルフラット)は生成されない
- エスチュアリーの典型例はアマゾン川河口であり、世界最大のエスチュアリーとして河口幅が約340kmに達する点がデルタ型のナイル川河口と対比されることが多い
- エスチュアリーは三角州が侵食を受けて後退した結果として形成されるため、デルタは必ずエスチュアリーの発達する中期段階を経由して形成されるという順序的関係がある
- エスチュアリーは潮流・波浪エネルギーが河川の土砂供給量を上回るため土砂が沖合に押し流され漏斗形の溺れ谷が維持される地形であり、デルタは土砂供給が潮流・波浪エネルギーを上回り扇状に堆積して前進する地形である
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正解: エスチュアリーは潮流・波浪エネルギーが河川の土砂供給量を上回るため土砂が沖合に押し流され漏斗形の溺れ谷が維持される地形であり、デルタは土砂供給が潮流・波浪エネルギーを上回り扇状に堆積して前進する地形である
エスチュアリーとデルタの決定的な違いは「潮流・波浪エネルギー」対「土砂供給量」のバランス。エスチュアリーは潮力優位で土砂が蓄積せず漏斗型。デルタは堆積優位で土砂が積み上がり前進する。エスチュアリーがデルタの「前段階」という順序関係は誤りで、両者は異なるエネルギー環境の産物。デルタの形態分類は「河川優位型(バードフット型:ミシシッピ)」「波浪優位型(尖頭型:ナイル)」「潮汐優位型(漏斗型:ガンジス・ブラマプトラ)」の3種が主要分類で2種類だけではない。アマゾン川河口はデルタを持たずエスチュアリー型だが「世界最大のエスチュアリー」の表現については諸説あり、オブ川湾(シベリア)なども大規模エスチュアリーとして挙げられる。ナイル川はデルタ型(三角州型)であることは正しい。
TIPS
潮力優位→エスチュアリー、堆積優位→デルタ、このエネルギー収支が判断基準。
問題 4
1958年に完成した東京タワーは、航空障害灯の規格に基づいて2色に塗り分けられています。その2色は何色と何色でしょう?
- 赤と白
- 銀と白
- 黄色と黒
- 青と白
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正解: 赤と白
東京タワーは赤と白のツートンカラーに塗られています。これは国際民間航空機関(ICAO)の規定に基づき、飛行中の航空機から見えやすくするための国際ルールによるものです。エッフェル塔は茶色がかったブラウン系の色、スカイツリーは白を基調とした配色です。青と白・黄色と黒・銀と白はいずれも東京タワーの実際の色ではありません。
TIPS
東京タワー=赤と白。航空機の安全のために国際ルールで決まった配色。
問題 5
空港で搭乗券を受け取り手荷物を預けるために出発前に行う一連の手続きを何というでしょう?
- チェックイン
- イミグレーション
- トランジット
- ボーディング
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正解: チェックイン
チェックインとは空港でパスポートを提示し、搭乗券を受け取る手続きです。ボーディングは搭乗口から飛行機に乗り込む行為そのもの(チェックインの後)、トランジットは乗り継ぎのために別の空港や別の便を利用すること、イミグレーション(入国審査)は目的地の国に到着してから受ける審査です。
TIPS
チェックイン→ボーディング→フライト→イミグレーションの順で進む。
問題 6
9世紀から15世紀にかけてカンボジアを支配し、アンコール遺跡群を建造したのはどの王朝でしょう?
- ドヴァーラヴァティー王国
- チャンパ王国
- クメール王朝(アンコール王朝)
- マジャパヒト王国
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正解: クメール王朝(アンコール王朝)
アンコール遺跡群(9〜15世紀)はクメール王朝(アンコール王朝)によって建設された。最大の寺院アンコール・ワットはスールヤヴァルマン2世が12世紀前半に建立したヒンドゥー教寺院で、後に仏教寺院に転用された。チャンパ王国はベトナム中南部のチャム人の王国(ミーソン聖域)、ドヴァーラヴァティーはタイのモン族の王国、マジャパヒトはインドネシアのジャワを中心とした王国であり、いずれもアンコール遺跡の建造主体ではない。
TIPS
アンコール=クメール、ボロブドゥール=シャイレーンドラ朝(ジャワ)と対で覚える。
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