コミュニケーションのサンプル問題
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問題 1
ゴフマンの「印象管理(インプレッション・マネジメント)」における「フロントステージ」とは何ですか?
- 初対面の相手に対してのみ発動する特別な自己紹介モード
- 複数の相手に同時に印象を与えようとするグループ会話のこと
- 自分の本音や弱点を隠さず開示する自然体のコミュニケーション場面
- 他者に見られていると意識して演じる社会的な自己呈示の場面
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正解: 他者に見られていると意識して演じる社会的な自己呈示の場面
ゴフマンは社会生活を演劇に例え、フロントステージ(舞台上=見られている場面)とバックステージ(舞台裏=素の自分)を区別した。初対面限定ではなく、本音開示はむしろバックステージ的。グループかどうかは無関係。
TIPS
見られている場=フロントステージ
問題 2
雑談から仕事の本題に移るタイミングとして最も適切なのはどれですか?
- 雑談は時間の無駄なので、会った直後すぐに本題に入る
- 相手がリラックスして会話が弾んできたと感じた後、自然な流れで本題を切り出す
- 相手から本題を切り出してくれるのを待つ
- 雑談を30分以上続けてから本題に入る
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正解: 相手がリラックスして会話が弾んできたと感じた後、自然な流れで本題を切り出す
雑談はラポール(信頼関係の基盤)を作る役割があり、場が温まってから本題に入ると相手も聞く態勢が整いやすい。会った直後の本題切り出しは場が凍ることがある。時間を決める必要はなく、雰囲気で判断するのが重要。相手を待つだけでは商談や相談の場面では機会を逃す。
TIPS
笑いや共感が生まれたら本題への橋渡しのサイン
問題 3
オンライン会議での雑談で相手の話に沈黙が生じた場合、適切でない対応はどれですか?
- 相手が言いたいことをまだ全部言っていないかもしれないと判断し、『続けてください』と静かに促す
- 沈黙を避けるため、すぐに新しい質問を投げかけて話題を切り替える
- 相手の最後の発言を簡潔に言い換えて返し、相手が追加情報を話すきっかけを作る
- 数秒の沈黙を相手に与えて、相手が次の言葉を自分で見つけるのを待つ
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正解: 沈黙を避けるため、すぐに新しい質問を投げかけて話題を切り替える
正解は『沈黙を避けるため、すぐに新しい質問を投げかけて話題を切り替える』ことが適切でないということです。オンライン環境では対面より沈黙が目立ちやすいため、つい埋めてしまいがちですが、相手の思考時間を奪う行為になります。実際には相手が『次に何を伝えるか考えている』段階にあり、ここで質問を変えると相手は自分の思いを十分に表現できません。一方、『数秒の沈黙を与える』『相手の発言を言い換えて返す』『続けてください と促す』はいずれも『間の使い方』の基本で、相手に「あなたの話を聞く準備ができている」というメッセージを伝えます。特にオンライン環境では、対面以上に『相手のペースを尊重する』信号が重要になります。
TIPS
オンラインでの沈黙は『悪いもの』ではなく『相手の思考時間』と捉え直すこと。数秒待つだけで相手の話の深さが格段に変わります。
問題 4
相手が話しやすくなる質問の特徴として最も正確なのはどれですか?
- 相手の経験や感情に焦点を当て、正解のない主観を聞く質問
- 「いつ・どこで・誰と」という事実確認を連続して行う質問
- 相手の知識を試す「なぜそうなるか説明できますか」という質問
- 「それは〇〇ですよね」と答えを誘導する質問
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正解: 相手の経験や感情に焦点を当て、正解のない主観を聞く質問
経験や感情・主観を聞く質問は正解がないため相手がプレッシャーなく答えられ、自己開示が促される。知識を問う質問は試験のように感じさせる。誘導質問は相手の本音が引き出せない。事実確認の連続は尋問のような印象を与えやすい。
TIPS
「どう感じましたか」「どんな印象でしたか」が鉄板
問題 5
友だちにひどいことを言われて悲しくなりました。どうしますか?
- だまって我慢し続ける
- もっとひどいことを言い返す
- 別の友だちをそそのかして仕返しする
- 「それは悲しかった」と気持ちを伝える
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正解: 「それは悲しかった」と気持ちを伝える
「悲しかった」と自分の気持ちを伝えることで、相手は影響に気づき関係を修復するきっかけになります。言い返すと言い争いがエスカレートします。黙って我慢し続けると気持ちが溜まり、関係が徐々に壊れます。仕返しを企てると問題がさらに大きくなります。気持ちを言葉にして伝えることが、健全なコミュニケーションの始まりです。
TIPS
嫌だったことは「気持ちの言葉」で伝えよう。
問題 6
接触回数が増えるほどその対象への好意が高まりやすい現象の核心として最も正確に説明しているのはどれですか?
- 初めて会った相手にほど強い好意を抱きやすい
- 好意を先に示した相手への好感度が自動的に上昇する
- 接触回数が増えるほど、その対象への好意が高まりやすい
- 接触頻度よりも接触時間の長さが好意の大きさを決める
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正解: 接触回数が増えるほど、その対象への好意が高まりやすい
ザイオンス効果は「繰り返し接触するだけで好感度が上がる」現象。初対面への強い好意はむしろ逆(新奇性効果)。接触時間より回数が鍵とされる。好意の先行提示は好意の返報性であり別概念。
TIPS
回数が鍵、時間ではない
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