ことわざ・四字熟語のサンプル問題
6問を無料公開中。タップして解答・解説を確認できます。
問題 1
「濡れ手で粟(あわ)」の意味として正しいものはどれでしょう?
- 汚い手段で不正な利益を得ること
- 少しの努力で大きな成果を上げること
- 何の苦労もなく、利益を得ること
- 準備が十分でなくても、思わぬ成功を収めること
解答を見る
正解: 何の苦労もなく、利益を得ること
「濡れ手で粟(ぬれてであわ)」は、濡れた手で粟(あわ:穀物の一種)をつかむとたくさんくっついてくるように、苦労せずに利益を得ることを意味します。「不正な手段」という意味は含まれておらず、あくまで「労せずして利益を得る」という意味です。「少しの努力」でも区別が必要です。ポイントは「苦労・努力ゼロ」です。
TIPS
「粟(あわ)」は穀物。濡れた手でつかむとたくさんつくイメージ。「不正」ではなく「苦労なし」がポイント。
問題 2
「二兎を追う者は一兎をも得ず」の意味として正しいものはどれでしょう?
- 二つの選択肢があるときは、両方試してから選ぶほうがよい
- 欲張って二つのことを同時に追うと、どちらも手に入らない
- ウサギは足が速いので、二匹を捕まえるのはとても難しい
- ウサギを二匹捕まえるには、二人で協力して追わなければならない
解答を見る
正解: 欲張って二つのことを同時に追うと、どちらも手に入らない
「二兎を追う者は一兎をも得ず」は、二羽のウサギを同時に追いかけると集中力が分散してどちらも捕まえられないように、欲張って二つの目標を同時に追うと結局どちらも達成できないという意味です。「選択と集中」の大切さを説くことわざで、「両方試してから選ぶ」という意味ではありません。
TIPS
「兎」はウサギ。「一兎をも得ず」=「一匹も捕れない」。集中の大切さを教える。
問題 3
孔子の言葉「故きを温ねて新しきを知る」を由来とする四字熟語「温故知新」の意味として正しいものはどれでしょう?
- 新しい知識を身につけ、古い考え方を積極的に変えていくこと
- 古い習慣や伝統を大切にして、むやみに変えないようにすること
- 古いことを学び直して、そこから新しい知識や発見を得ること
- 温かい気候の地域では、新しい文化が生まれやすいこと
解答を見る
正解: 古いことを学び直して、そこから新しい知識や発見を得ること
「温故知新(おんこちしん)」は孔子の言葉(論語)で、「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」という意味です。過去・歴史を学び直すことで、新たな知識や見識が得られるという教えです。「古いものを変える」ではなく「古いものから新しい発見をする」という方向性がポイントです。
TIPS
「故きを温ねて新しきを知る」の略。孔子(論語)の言葉。歴史を学ぶ意義と一致する。
問題 4
「付和雷同」の意味として正しいものはどれでしょう?
- 自分の意見を持たず、軽々しく他人の意見に同調すること
- 異なる意見を持つ人々が互いに歩み寄り、合意形成すること
- 雷のような大きな声で、相手を圧倒して賛同を求めること
- 多くの人が同時に同じ意見を持ち、大きな声で主張すること
解答を見る
正解: 自分の意見を持たず、軽々しく他人の意見に同調すること
「付和雷同(ふわらいどう)」は、自分の確固とした意見や考えを持たず、他人の意見にすぐに賛同して追従することを批判的に表す四字熟語です。「付和」は軽々しく賛同すること、「雷同」は雷が響くと多くのものが共鳴するように、人の説に安易に同調することを指します。主体性のなさへの批判語です。
TIPS
「雷同」=雷に共鳴するような追従。批判的ニュアンスで使う。「主体性のなさ」が核心。
問題 5
千里を駆ける名馬の尾につかまって進むことで凡馬でも遠くまで行ける——「驥尾に付す(きびにふす)」の意味として正しいものはどれでしょう?
- 駿馬に乗れば凡人でも速く走れるように、優れた道具が才能を補うこと
- 優れた人物・先人の後に付いて行くことで、自分も名声や功績を得ること
- 優秀な先輩の弟子になることで、自分の才能が開花することがある
- 馬のように速く走って目標を達成するために、先人の教えを学ぶこと
解答を見る
正解: 優れた人物・先人の後に付いて行くことで、自分も名声や功績を得ること
「驥(き)の尾に付す(きのおにふす)」は「史記」の「伯夷列伝(はくいれつでん)」に由来します。「驥」は一日に千里を走る伝説の名馬(千里の馬)を指し、その馬の尾にくっついたハエは千里の距離を移動できるというたとえから、優れた人物・偉人の後に付いて行くことで、自分も声名が広まったり功績を残せたりすることを表します。自分の能力ではなく「誰の後ろにつくか」という点がポイントです。
TIPS
「史記・伯夷列伝」が出典。「驥」=千里の名馬。「蝿が名馬の尾につく」というたとえ。師・先人選びの重要性を説く。
問題 6
「出る杭は打たれる」の意味として正しいものはどれでしょう?
- 目立つ行動をとると、周りから尊敬されて頼りにされる
- 才能のある人は周りからどんどん引き上げられて出世していく
- 能力や行動が人より目立つと、周りから批判・妨害されやすい
- 長く出過ぎた杭は危ないので、安全のために打っておくべきだ
解答を見る
正解: 能力や行動が人より目立つと、周りから批判・妨害されやすい
「出る杭は打たれる」は、板から飛び出た杭が打ち込まれるように、頭角を現したり目立ったりした人は、周りから嫉妬・批判・妨害を受けやすいという意味です。日本社会で「出過ぎた行動を慎む」文化と結びついて使われます。「出世する」「尊敬される」という意味ではありません。
TIPS
「杭=目立つ人」のたとえ。日本社会の「出過ぎを戒める」文化を反映したことわざ。
関連する分野
ことわざ・四字熟語をもっと解いてみよう
登録は無料。難易度を選んで無限に出題されます。
無料ではじめる