怪異のサンプル問題
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問題 1
難易度: 入門(小学生レベル)
河童が好んで食べ、河童にちなんで名付けられた巻き寿司の具としても親しまれる野菜は何でしょう?
- なす
- にんじん
- すいか
- きゅうり
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正解: きゅうり
河童の好物がきゅうりとされるのは、河童が水神の落ちぶれた姿と考えられ、夏の初物のきゅうりを水神に供えて川に流す風習があったからだといわれます。お寿司の「かっぱ巻き」も、この河童の好物にちなんだ名前です。すいか・なす・にんじんは河童の好物としては伝わっていません。
TIPS
かっぱ巻き=きゅうり巻き、と覚えると忘れない。
問題 2
難易度: 入門(小学生レベル)
小泉八雲の『怪談』で、木こりの巳之吉は若いころ渡し守の小屋で見た出来事を、誰にも話すなと口止めされる。年月がたって妻にその話をしてしまうと、妻は正体を明かして姿を消した。妻の正体は何でしょう?
- 化け狐
- 鶴
- ろくろ首
- 雪女
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正解: 雪女
八雲は『怪談』の序文で、この話は武蔵国西多摩郡調布村(今の東京都青梅市)の農夫から聞いたものだと書いており、青梅市には「雪女縁の地」の碑が建っています。巳之吉はふぶきの夜、白い着物の女が連れの老人を息で凍らせるのを見て、口止めと引きかえに命を助けられます。のちに妻となったお雪にその話をすると、お雪は自分がその女だと明かして去りました。狐(葛の葉)や鶴(鶴女房)が人の妻となり正体を知られて去る昔話もありますが、『怪談』のこの話ではありません。ろくろ首も『怪談』に収められていますが、首がのびる妖怪の話です。
TIPS
雪女=口止めを破られて去る妻の正体。息で人を凍らせる。八雲の『怪談』の話は東京・青梅が舞台。
問題 3
難易度: 入門(小学生レベル)
女性の姿をした妖怪「ろくろ首」の、いちばん有名な体の特ちょうは何でしょう?
- 首が二つ並んで生えている
- 首が長くのびる
- 首が真後ろを向いてついている
- 首の後ろにもう一つ口がある
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正解: 首が長くのびる
ろくろ首には、首が長くのびる型と、首が胴から抜けて夜に飛び回る「抜け首」型があり、抜け首の話は中国の「飛頭蛮」がもとになったと考えられています。いずれも夜になると首が体から自由に動く女性の妖怪として語られますが、いちばん有名なのは首が長くのびる姿です。首が二つある・首が後ろ向きについているという姿では語られず、後頭部にもう一つ口があるのは「二口女」という別の妖怪です。
TIPS
ろくろ首=首がのびる女の妖怪。首が飛んでいく「抜け首」の話もある。
問題 4
難易度: 入門(小学生レベル)
岩手県遠野の伝承に登場する子どもの姿の精霊「座敷童子(ざしきわらし)」がいる家は、どうなるとされているでしょう?
- 家が栄える
- 病人が出る
- 火事になる
- 雨もりがする
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正解: 家が栄える
『遠野物語』には、座敷童子が家を出ていくのを村人が見かけてから間もなく、その家の主従二十数人がきのこの毒にあたって一日のうちに死に絶え、七歳の女の子一人だけが残ったという話が載っています。座敷童子は古い家の座敷にすむ子どもの姿の精霊で、いる家は栄え、いなくなると家がおとろえるといわれます。火事・病人・雨もりをもたらす存在ではありません。
TIPS
座敷童子=家の繁栄のしるし。出ていくと家がかたむくと語られる。
問題 5
難易度: 入門(小学生レベル)
山にすむ妖怪「天狗」の姿として伝えられる特徴に、含まれないものはどれでしょう?
- 山伏の装束と一本歯の下駄
- 鳥の羽でできたうちわ
- 高い鼻と赤い顔
- 頭の上の水をためた皿
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正解: 頭の上の水をためた皿
鼻の高い天狗の姿が定着したのは中世以降で、古くは鳶のようなくちばしと翼を持つ姿で考えられており、その名残が「烏天狗」です。頭に水をためた皿を持つのは河童の特ちょうです。天狗は赤い顔に高い鼻、山伏の装束に一本歯の高下駄、手には羽うちわという姿で描かれます。
TIPS
天狗=赤い顔・高い鼻・山伏姿・羽うちわ。頭の皿は河童。
問題 6
難易度: 中級(高校生レベル)
関東などでは二月八日と十二月八日の「事八日」に一つ目小僧が家々へやって来るとされました。それを追い払うため、竿の先につるして軒先に掲げたものは何でしょう?
- わらで編んだ馬
- 白い布の吹き流し
- 竹で編んだかご
- 赤い紙を貼った提灯
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正解: 竹で編んだかご
一つ目小僧は十二月八日に家々の落ち度を帳面に書きつけて道祖神に預けるとされ、その帳面を燃やしてしまうため、小正月の火祭りで道祖神の像を火に入れる地域もありました。関東などの事八日には、目の多い竹かご(目籠)を竿の先につるして軒先に掲げ、そのたくさんの目で、目がひとつしかない妖怪を驚かせて追い払うと考えられました。かごにヒイラギを刺す地域もあり、とがった葉で一つ目を突くという意味があるといわれます。提灯・わらの馬・吹き流しを掲げて追い払う風習ではありません。
TIPS
事八日には目の多い竹かご(目籠)を掲げて一つ目小僧を追い払う。
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