怪異のサンプル問題
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問題 1
三遊亭円朝の怪談噺「怪談牡丹灯籠」で、死んだはずの女・お露が夜ごと恋人・新三郎のもとへやってくる場面において、その到来を知らせる不気味な音は何でしょう?
- 幽霊の女がカランコロンという下駄の音をさせながら夜ごと恋人の家を訪ねる
- 死んだ女の髪が男の家の柱に絡みつき離れなくなる
- 川に落ちて死んだ女の手が夜ごと床下から出てくる
- 男が鏡を覗くたびに死んだ妻の顔が映る
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正解: 幽霊の女がカランコロンという下駄の音をさせながら夜ごと恋人の家を訪ねる
牡丹灯籠の核心は、お露(幽霊)がお米(骸骨)とともに牡丹灯籠を持ち、カランコロンという下駄の音をさせながら夜ごと新三郎の家を訪ねるという場面です。鏡・床下の手・髪が柱に絡むという設定はこの怪談ではありません。
TIPS
牡丹灯籠=カランコロンという下駄の音と牡丹の灯籠。音と光が恐怖の演出装置。
問題 2
富士山の北西麓に広がる原生林で、複雑に入り組んだ地形と磁鉄鉱の影響でコンパスが狂うとも言われ、年間多数の遺体が発見されることで知られる心霊スポットが心霊の地として有名になった主な理由は何でしょう?
- かつて合戦があった場所で、武士の怨霊が出ると伝わるため
- 明治時代に火山ガスで村が全滅したという記録があるため
- 自殺の名所として知られ、迷いやすい深い森に多数の遺体が残されているため
- 縄文時代の祭祀場跡があり、古代の霊が眠るとされるため
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正解: 自殺の名所として知られ、迷いやすい深い森に多数の遺体が残されているため
青木ヶ原樹海は富士山の北西麓に広がる森林で、自殺の名所として知られており、毎年多くの遺体が発見されることが心霊スポットとしての評判の主な背景です。合戦の場・縄文祭祀場・火山ガスによる全滅という事実は青木ヶ原の歴史ではありません。
TIPS
青木ヶ原樹海=富士山麓・自殺の名所として知られる森。コンパスが狂うという話も有名(実際は溶岩地形が原因)。
問題 3
多くの学校に伝わる「七不思議」の中でも定番とされる、校舎の階段にまつわる怪異現象として最もよく語られるのはどれでしょう?
- 深夜になると階段の踊り場に誰かが座っている
- 階段を上るといつも知らない階に着いてしまう
- 上りと下りで階段の段数を数えると、数が一段違ってしまう
- 階段だけがひとりでに動いて場所が変わる
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正解: 上りと下りで階段の段数を数えると、数が一段違ってしまう
学校の怪談として全国的によく語られる七不思議のひとつに、校舎の階段の段数を上りと下りで数えると一段多かったり少なかったりするというものがある。実際に数え間違いや踊り場の扱い方の違いで数がずれることもあるが、それが「隠された段がある」「誰かが増減させている」といった怪異として語り継がれてきた。知らない階に着く話や踊り場に誰かが座っている話、階段そのものが動くという話も学校の怪談としては存在するが、階段にまつわる七不思議として最も定番かつ全国的に広く知られているのは段数が合わないというパターンである。
TIPS
「階段の段数が合わない」は学校の七不思議の定番ネタとして覚えておくとよい。
問題 4
夜道を一人歩いていると後ろからついてくるとされる妖怪「べとべとさん」を先に行かせるために、伝承で有効とされる対処法はどれでしょう?
- 走って逃げる
- 大声でさけぶ
- 塩をまく
- 「先にどうぞ」と声をかける
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正解: 「先にどうぞ」と声をかける
べとべとさんは後ろについてくるだけで特に害はなく、「お先にどうぞ」と道を譲る言葉をかけると静かに立ち去るといわれています。塩まき・大声・逃げるは別の怪異への対処法で、べとべとさんには向きません。礼儀正しく話しかけることで去っていくところが、日本のユーモアある妖怪文化の一面です。
TIPS
べとべとさんは礼儀正しく「先にどうぞ」と言えばOK!
問題 5
平家物語にも登場し、源頼政に退治された怪物で、猿・狸・虎・蛇の四種の動物の部位を組み合わせた体の構成として伝わる妖怪は何でしょう?
- 天狗の頭・猪の胴・河童の手・鳥の尾
- 鬼の頭・熊の胴・鷹の翼・魚の尾
- 猿の頭・狸の胴・虎の手足・蛇の尾
- 狐の頭・狼の胴・猿の手足・竜の尾
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正解: 猿の頭・狸の胴・虎の手足・蛇の尾
鵺は「平家物語」に記された怪物で、猿の頭・狸の胴・虎の手足・蛇の尾という合成獣として描かれています。源頼政(みなもとのよりまさ)によって退治された伝説が有名です。他の選択肢の組み合わせは鵺の伝承にありません。
TIPS
鵺=猿頭・狸胴・虎手足・蛇尾の合体妖怪。「平家物語」に登場する。
問題 6
女性の姿をした妖怪で、就寝中に首だけが体から離れて伸びていくとされる「ろくろ首」の最も有名な体の特ちょうは何でしょう?
- 目が3つある
- 腕が8本ある
- くびがぐーんと長くのびる
- 足が6本ある
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正解: くびがぐーんと長くのびる
ろくろ首は首がぐーんと長くのびる妖怪です。ろくろというのは、焼き物を作るときにぐるぐるまわる台のことで、首がくるくるのびることから「ろくろ首」と呼ばれるようになりました。腕が8本・目が3つ・足が6本は別の妖怪や生き物の話で、ろくろ首の特ちょうではありません。
TIPS
ろくろ首の「ろくろ」は、くるくるまわる台のこと。首がのびることをイメージしよう。
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