自動車・乗り物のサンプル問題
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問題 1
EVのリチウムイオン電池で急速充電を繰り返すと容量劣化が起きやすいとされます。負極表面に形成される被膜「SEI」とは何の略でしょう?
- 急速充電時の温度上昇でセパレータが収縮し、正極と負極が接触するため
- 急速充電時の大電流でリチウムイオンが黒鉛負極表面に析出し、被膜(SEI)が厚くなるため
- 急速充電時の高電圧で正極の酸化マンガンが溶出し、電解液が汚染されるため
- 急速充電時に電解液中の水分が電気分解され、水素ガスで内圧が上昇するため
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正解: 急速充電時の大電流でリチウムイオンが黒鉛負極表面に析出し、被膜(SEI)が厚くなるため
急速充電では大電流が流れることで負極(黒鉛)表面でリチウムイオンの挿入速度が追いつかず、リチウム金属が析出するリチウムデンドライト問題と、SEI(固体電解質界面)被膜の増厚が主要な劣化メカニズムとなる。SEIが厚くなると内部抵抗が上がり、充放電に使えるリチウム量が減少する。正極の金属溶出はMnを含むLMO(マンガン酸リチウム)系では問題になるが、NMCやNCAでは主要因ではなく、急速充電特有の問題でもない。セパレータの収縮は高温による熱暴走の前兆現象として起きるが、急速充電の主要劣化因とは異なる。水分電気分解は密閉系の現代リチウムイオン電池では通常管理内に収まる。
TIPS
SEI(Solid Electrolyte Interphase)は最初の充放電で自然形成されるが、急速充電で過剰成長すると容量が落ちる。
問題 2
電気自動車やハイブリッド車が減速時にエネルギーを回収する「回生ブレーキ」の仕組みとして最も適切なのはどれでしょう?
- ブレーキパッドの摩擦熱を熱電素子で電気に変換する
- 減速時にエンジンを逆回転させて燃料を節約する
- 駆動モーターを発電機として働かせ、車の運動エネルギーを電気に変えて蓄える
- 圧縮空気をタンクにためておき加速時に放出する
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